寧樂滯在記 五「唐招提寺」
十月三十一日、この日は親友が岡山から奈良まで遊びに來てくれました。
美味しいラーメンを食べたり、明日香を二人乘りレンタカー「MICHIMO」で廻つたりして一日リラックスして樂しむことができました。
さうなんですが、今囘はあまり時閒がないので詳細は割愛したいとおもひます。(笑)
こゝではその時に初めて訪れた唐招提寺で撮つた寫眞を手短に紹介したいと思ひます。
唐招提寺は鑑眞和上の開基された古刹ですね。
和上の古雅を感じさせる淸々しい、虛飾のないお寺でした。
「吾屋前之 芽子花咲有 見來益 今二日許 有者將落」(萬:一六二一 巫部麻蘇娘子)
印象深かつたのが萩でした。
盛りをすぎて花は大分散つてゐましたが、それでもきれいでしたね。次はぜひ萩が滿開の時にお參りしたいと意ひます。