古書店の樂しみ
古書店めぐりが僕の癒しの一つとなつてゐます。昨日も倉敷の「長山書店」さんへ行つてきました。
古書店はどのお店も獨特の世界があり、何度訪れても飽きません。旅先でも古書店を見つけると、心彈ませながら種々な本を手にとつては繼々に摘讀し、時間の經つのを忘れてしまひます。昨日もいつの閒にか閉店時間が過ぎてゐて、店員さんに聲をかけられてはじめて氣がついたのでした。
今まで知らなかつた本に出遇ひ、每度、あれも欲しいこれも欲しいと思つてしまひます。今囘も『エコール・ド・パリ』(福島繁太郎)、『文章讀本』(三島由紀夫)などがあり、どれも欲しかつたのですが、閉店閒際に手にとつた『世界通史(上下卷)』(瀨川秀雄)を購入することに決めました。
ちよつと讀んでみて、きつと良い歷史書に違ひないと直觀しました。お店を出た後、Starbucksに行き、序說のみ讀了しましたが、すぐれた史書だといふことをつよく感じました。最後まで讀み終つたらまた感想を書いてみるつもりです。