三朝滯在記 五「東鄕池散策」
「東鄕池」
年末年始のことを書き了へたので、途中になつてゐた『三朝滯在記』のつゞきを書いてゆかうとおもひます。
昨年八月六日に「東鄕池」へ行つてきました。特に何かをしに出掛けたわけではありません。たゞ池畔を散策してみたかつたんですよね。
倉吉から東に一驛、「松崎驛」で降りるとすぐこの池があります。この日は曇りだつたので、夕燒け、とまではいかなかつたのですが、それでも上のやうなきれいな夕景を視ることができてよかつたです。
「松崎驛」iphone snapshot edited with Lightroom
松崎神社へお參りしてきました。池の東の小高い丘に在り、しづかな處でしたね。この寫眞を撮つた石段からの眺めがよかつたです。
「松崎神社より」iphone snapshot edited with Lightroom
池には鳥がたくさん飛びまはつてゐました。
寫眞には撮つてはゐませんが鷙鳥も多かつたかな。
凪いでゐる池水を視てゐると心がしづまります。
小徑から池に向かつて撮つた花の寫眞です。
花色が夕景にとけこんでゐるのがいゝとおもひます。
「東鄕池東畔より南を望む」
下の古本屋「汽水空港」さんにも行つてみました。たしかドリンクを注文すれば、寫眞に映つてゐる窓から池を眺めつゝ飮むことができたやうに記憶してゐます。この日は少し店內をみてまはつただけです。また近くまで來ることがあれば再訪してみたいとおもひます。
「汽水空港」iphone snapshot edited with Lightroom
つゞく